自然素材にこだわった新築一戸建て・リフォーム｜大阪市周辺

現在必死のパッチで進行中のリノベーション＆耐震改修

無垢材を使った耐震構造に悪戦苦闘の毎日です。

杉材の野地板　厚３０ｍｍ　垂木は２ｘ８材

建物の形が台形で、しかも築後１００年オーバーの

これぞ大阪の長屋を再生しています。

大工が現場ですべて手刻み加工を行い

コツコツと柱・梁を入れ替えては積み上げ

はや約２カ月。ようやくここまできました。

耐震補強として、仕口ダンパーを採用しています。

いわゆる、制震装置ですね。

筋交い金物の倍くらいの大きながあり特殊な

ゴムのようなモノをサンドイッチしてます。

地震のチカラを減らして、また元に戻るという

木造にはピッタリのネバリがあり、きっと役に立って

くれるものと考えています。

これからの作業ですが、このリフォームには

造付けの家具工事もあります。

造り付けは、地震など大きな揺れがあっても

倒れることがありませんので、

家具の倒壊で怪我をしたとか最悪は

圧死や、家具のせいで逃げられず

２次災害に巻き込まれたなんてこと

には、ならないですよね。

だから極力オススメしています。

お洒落な家具屋さんのような

シャープでピカピカ光るモノは難しいけど

お施主さんの要望にはいろいろ応えることが

できますから、その家にしかない１点モノが

手に入ります。

たとえ可動式の本棚。

本棚が倒れることはありません。

建具がないから本は飛び出してくるかもね（笑）

今回はＬＤＫの造り付け収納と

玄関間仕切り収納を製作する予定です。

完成したらまたＵＰしますね。