松島から三陸海岸沿いを北上し、
一路南三陸町へ。途中、北上川にかかる橋も何やら鉄骨らしきものが、
突き刺さっていて、通行止めになっていたり
土砂崩れで通行止めだったり、なかなか真っ直ぐは
走らせてもらえませんでした。
やはりまだそこまで復興の手が回らないのが現状のよう。
一見綺麗な港町ですが、
公民館には、壊れた観光バスが乗っかったまま。
あたりにはあちこちから集められたガレキと壊れた自動車ばかり。
電気・ガス・水道・排水・道路 すべてのライフラインが破壊されて
いるので、復興にはまだまだたくさんの時間がかかりそうです。
果てしない荒野と化した街を見て、長男が思わず手を合わせて、
いました。そんな気持ちになってしまうほど、街はこなごなに
打ち砕かれて、無念の想いがこみ上げてきます。
砂埃舞う南三陸町に一刻も早く笑顔が戻りますように。
このあと、さらに深い爪跡の残る気仙沼へ向かいます。