ワタシのおばあちゃんのお骨を、納骨させてもらった四天王寺にある
一心寺には、ちょこちょこと立ち寄っています。
もう少しで新しい、お骨佛堂が完成します。この間行ったときに
養生シートが外れていましたので、チャンス!と写真を撮りまくりました。
さすが、一心寺のお骨佛堂ですね。小さいけどご立派!
ケアキにしろ、桧にしろ、すごい材ばかりです。
こんな材がまだあるんや~
この破風の曲がり方のすごい事!材もすごいがこれを加工し寸分狂いなく
ピッタリと据え付ける大工さんの技術力。
雨漏りを未然に防ぐために、屋根を急勾配にしっかりとる。それでいて
強い日差しや風雨を防ぐために、軒を深く、長くとりたいという両方を実現するために
古来、日本の大工さんは、写真のように2段構造になった二軒(ふたのき)という様式を
作り上げました。これによって、軒先が弓のごとく跳ね上がった威風堂々とした
外観に仕上げることができるようにもなりました。
これだけ軒先を長くできると、風雨をかなり遮ることができますよね。
柱や軒桁、長押や肘木などに使われているケアキ材も
この長く深い軒に守られているという訳です。
1本、10mはあろうケアキの桁。漆でも塗られているのでしょうか。ピカピカです。
間もなく完成のようで、ホントいろいろ学ばせて頂くことができます。
ありがとうございました。