先日、床材の製材をメインにしている
会社から営業の電話がありました。
遠く奈良県の桜井市からわざわざサンプル持って
営業に来てくれました。
メインは吉野桧の床・羽目板を扱っているとのこと。
本来は柱・梁・内法部材を扱っているのですが、昨今新築棟数が
伸び悩み、今後はさらに減っていくのではないかと言われる
現況で、新たに床材や羽目板材の加工に活路を見いだそう!
ということで、ホームページでいろいろいろな建築屋を探しては
1軒1軒サンプル持って廻っているということでした。
吉野の現状や、無垢材と言っても実生や挿し木・板目や柾目
針葉樹か広葉樹・人工乾燥か天然乾燥かなどいろいろ
話ができて、とても参考になりました。
絞り丸太の造り方など写真を見せていただいたり
これもまた新たな出会いなんや~と楽しく話をすることが
できました。
無垢材と言ってもさまざまな特徴・長所や短所があり、
とてもひと言で語れるものではありませんが、
『この床材のどういうところがオススメなのですか?』と聴くのが
一番ですね。
必ず答えの中に、本質が現れると思います。
この木のどういう部分を考えて、お客様に提案するのか?
床材営業マンのトークを聴きながら、改めて考えさせられました。