昨晩、長男が夜行バスに乗って、東京へ
一人旅に出かけていきました。
16歳、高校2年の長男にとって初めての一人旅。
アニメ好きな長男、何か見たいイベントがあるようで
ウチの管理している空き地の雑草刈りなどの
アルバイトをして、チビっとのお金を持ち
意気揚々と出発していきました。
一人であることにまったく不安はないようです。
このあたりは、父親であるワタシそっくり。
ワタシが初めて一人旅したのも16歳の時。
北海道の牧場で働くために、ひとり寝台列車に乗って
32時間かけて札幌まで行ったモンです。
まだ青函連絡船で北海道へ渡ったころです。
その時の心境を思い起こして考えてみると
不安なんてものはまったくなかったですね。
それより、これから自分の見たいものが見れ、
したい事ができる、ワクワク感が心のすべてを
占めていたように思います。
昨晩のうれしそうな長男の顔を見て、30年以上前に感じた
自らの想いがよみがえり、親子の血を深く感じてしまいました。
俺の血が流れ込んでるんやなぁ~
自分の時はまったく、考えもしなかったですが、
父親となった今は、何か息子にとっての分水嶺になる
新しい出会いがありますようにと、思わず手を合わせて
しまいます。
聴いたこともなかったですが、ワタシの親もやっぱり手を合わせて
くれていたんじゃないかと、この年で気付かせてもらいました。
支えられ、見守られ、導かれて今があるんですね。 感謝
初めての一人旅を満喫して欲しいものです。