今日は、外壁材の下見にニチハというメーカーの
ショールームに行ってきました。
久しぶりに、サイディングショ-ルームに伺いましたが、
まず、その種類の多さには、改めてビックリしました。
何種類あんねん!こりゃお施主さんだけで来たら
迷うはずやぁ~ どれがいいのかなんてワタシたちでも
決めかねてしまいそう(+_+)
ちょっと、サイディング外壁材のおさらい。
サイディングとは、セメント質原料や繊維質原料をデザインなどの
用途にあわせて成型し、養生・硬化させた窯業系(ようぎょうけい)
サイディングが一般的になっており、耐 火性、施工性、豊富なデザインの
バリエーションといった利点から、その普及は新築住宅の7割以上と
言われています。
本物のタイルや石に見間違うくらいの質感。
こういう、本物に似せた精巧な偽物を造らせると、この国の
右にでるものはいないんじゃないかなぁ・・・
うれしいような悲しいような複雑な気持ち。
サイディングは通気工法という、構造体から浮かせて張っていきます。
外壁材の裏面に空気の通り道を作ることで湿気を放出・乾燥させ、
結露の防止と、冷房効率のアップに寄与、腐朽菌や白蟻の被害を
抑えるなど、住宅の耐久性と快適性の向上にも効果を発揮します。
シーリング切れなどで雨漏りもしにくい構造ですね。
問題は、色が褪せてきたり、表面劣化が進んできたときのメンテナンス。
複雑なデザインで、何色もの色を使ってタイルや石の質感を演出している
ものは、どうやってメンテナンスしていくのか。
張り替えるしかない?20年もつのか、30年もつのか、わからないですが
あまり複雑なものは選択しないほうがよさそうな気がしました。