料理の世界でもよく聴く言葉です。
昨日も2杯酢や3杯酢を造る黄金比率の話をしていました。
お酢・砂糖・醤油やみりんを、決まった比率で混ぜる。
人間の体液には0.9%の塩分があるそうな。
そのあたりにヒントがあるんでしょうか。
だしにしても、調味料にしても、具材の配分にしても
どれかが多すぎても少なすぎても、おいしくは仕上がりません。
家を考えても同じことが言えるのではないでしょうか。
心が癒される空間って、色や空気、広さや高さなんかが
絶妙なバランスの比率で構成されているはずです。
家の黄金比率。個人差はあって当然だと思いますが、
日本人としての基本的性能、ずっと昔から受け継がれてきた
DNA、源流からの理がなせる比率がきっと存在すると
わたしは感じています。
みなさんはどのように感じますか?
色の配分・床と壁と天井のコントラスト・広さや高さや角度
正解はありませんし、使う材によっても変わってきます。
だから、どのお家にもその家なりの自己ベストがあり
愛着を感じずにはいられない、愛情にあふれた家に
なってゆくのだと思いました。