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梅雨前の屋根メンテナンスは大事!

2014.05.09 | Y社長のひとり言 | コメントなし »

早いもので、2014年も半分近くが過ぎて、
日本独特の季節、梅雨がやってきます。

先日から、屋根の漏水補修工事を行いました。

原因は、屋根瓦のズレ。

よくある話です。ほんとよく見る光景です。

なんとなくほったらかしにして、見ることもない屋根。

上がってみると・・・

屋根瓦のズレ

屋根瓦のズレ

瓦がズレて、パクリ開いています。

なんで、ズレるんでしょうか?しかも部分的に?

困ったモンです。(+_+)

一番の要因はやっぱり下地だと思います。

この屋根もそうですが、昔の家造りで野地板・垂木等の

構造部材が弱いです。細いし、うすいし、古材も多い。

屋根は四角い家を上から押さえこむナベフタの役割があり

これが力持ちならば、家の耐力もグン!と上がります。

ねじれないし、変形に強いわけです。

逆にここが弱いと、地震などの振動があれば、

たちまち影響を受けて、とくに弱い部分的に

結果として現われてきます。

もちろん40年以上も経過している建物ですから

瓦自体の劣化もありますが、

陶器瓦ですから、色落ちもありませんし

下地さえしっかりしていれば、

まだまだ、もつんじゃないでしょうか。

ま、下地を補強しようとすると、屋根をめくることに

なるので、葺き替えないとダメなんですけどね(^^)

お施主様とも話をしたのですが、

この屋根で、台風が直撃したら・・・

風速25mの暴風雨が直撃したら・・・

生命の危険がある、集中豪雨に見舞われたら・・・

一瞬にバケツがひっくり返ったゲリラ豪雨に

ピンポイントで見舞われたら・・・

先日、東京でもありましたが、震度5弱の

地震が起こったら・・・・

どれも、いつ起こってもなんの不思議もありません。

近年では、よくある話で、どこにでもある話だと思いませんか?

この写真のような屋根の状態で、そんなさまざまな自然災害に

遭遇してしまったら・・・大変なことになりますよね~

屋根は雨をしのぐだけのものではありません。

構造上、家の耐力を維持するうえで、重要なフタなんです。

ちゃんとメンテナンスして、家のチカラを維持していくことが

とても大事だと思います。

 

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