長い間、風雨にさらされ漏水もひどかった
土蔵の壁や破風まわりを補修したのですが、
なんとなく、改造人間っぽくて笑けてしまいました。
土蔵の荒壁までは傷んでなかったので
痛々しくも、継ぎハギな補修に(+_+)
この荒壁、ビスが効くくらい堅かったです、
仕上げまでならゆうに、15cmはある土壁。
その昔、いったいどれくらいの時間をかけて
施工したのでしょうか?
破風の形や、庇の腕木のR形状など
手間かかる仕事が随所に見られます。
1か月や2か月で完成するこの頃の家造り。
その対極にあり、今はすたれていくばかりの
大阪の古民家。ワタシが外壁と屋根の改修工事を
させていただいてはや3か月です。
いいところも、良くないところも、ホント
いい勉強させていただいてます。
これからの家造りの中に活かして
ゆきたいと思います。
でも、やっぱり守りたいです。
工法、技術、材料 そして受け継がれてきた
日本の四季の暮らし方。
こんな家もう建てれないやろうなぁー