自然素材にこだわった新築一戸建て・リフォーム｜大阪市周辺

ポンちゃんのいえ第２弾。

遮熱２重構造の屋根組みが、

今年の猛暑の中でもかなりがんばり

２階の暑さ防いでくれました。

そんな屋根システムの紹介。

まず１枚目の野地板の上に遮熱用の

セラミックビーズを塗布したルーフィングを

張ります。これがスピンオフという

宇宙ロケットの開発から産まれた素晴らしい力の

遮熱塗料なんです。基本の色は真っ白。

もともとスピンオフという言葉は、技術移転　という

意味で、宇宙の技術を我々の生活や環境の中に

スピンオフ（移転）させようという壮大なプロジェクトです。

ＪＡＸＡ産業連携センターという、Ｈ２型ロケットを打ちあげている

ＪＡＸＳを中心に、開発された画期的な遮熱塗材です。

このルーフィングの上に、桟木を取付

さらに２枚目の野地板を張ります。それから２枚目の

ゴムアス系ルーフィングを張り、屋根下地が完成。

家の内側には、発泡系の断熱材を垂木の間に挟みます。

最後に、屋根瓦工事。２重にした屋根の間を流れる

熱い空気抜く棟換気を少し多めに設置しました。

屋根下地の断面を見るとこんな風になってます。

この屋根組みのおかげで、真夏でも小屋裏収納などの

室温上昇がずいぶんと緩和されます。

真夏には、屋根裏収納庫に上がれない！っというお宅

多いですよね。ムッ～としてサウナ状態（笑）

さらに外壁の漆喰も遮熱・断熱性がすごく高い材料なので

今年の猛暑のなかでも晩はエアコン切って窓を締めたまま

朝まで寝れるという、大阪都市部ではなんとも

うらやましい環境で、生活できたみたいです。

遮熱をすると、日が暮れて夜になれば家の温度も

低くなるんですね。日中の温度が屋根の内部に

蓄熱されて、夜になっても、ムンムンする従来の家からは

考えられないくらい、快適な夏の夜です。