このあいだ、【木のまち木のいえフォーラム】という
イベントが中之島の中央公会堂であり、
参加してきました。
このフォーラムの大きな骨子は、
木材の新しい需要開発と流通革命で、
地域材の利用を推進し、木の文化、森林の再生を
目指そう!と言うようなものです。
CO2をたっぷりと吸収する元気な森を育てるには
間伐などをして、森林をきちんと整備することが
必要になります。そこで積極的に木づかい生活を
しよう!木の家や木の製品をどんどん取り入れ
使うことで、簡単でとてもエコな生活を送ることが
できます。だからみんなで身近なことから始めましょう!
と、国が動き始めました。遅すぎるくらいですけどね。
このフォーラムで話をしていましたが、
日本の生活の中で、木を使う割合を数字すると
アメリカの半分くらいになるそうです。
なんと!ヨーロッパ諸国よりも低い数値になるそうです。
ヨーロッパなんて石やレンガの文化なんで
あんまり木を使ってなさそうですが、石やレンガ以外
木の部分が多いんでしょうね。
昔から木の家を造り、木とともに暮らしてきた日本は
どこでどう間違えたのか、自らの歴史や文化に逆らって
いるように思えてなりません。
これからは公共事業の建物は木造・木質・木装化が
どんどん進んでくると思います。
駅や学校、老人ホーム・医療施設など建物だけでなく、
家具や備品に至るまで、いろんな木づかいを
見ることができるでしょう。
日本もようやく持続可能な森の循環型サイクルに
取り組みはじめました。
木を植えて、手を入れて育て、収穫して上手に使う。
この上手に使うっていうのが、一番大事ですよね。
使わないと、植えたり育てたりできないからです。
そしてさらに、若い元気のいい森はどんどんCO2を吸着してくれます。
土砂災害対策や水の供給など、元気な森は、私たちの生活に
たくさんの恩恵を与えてくれます。
昔は当たり前のことだったんですがねぇ~
みんなで木づかい生活、心がけたいものですね。