がんばれ！東北高校

春の選抜高校野球大会が始まります。

スポーツやあらゆるイベントが

被災地や選手の感情を考慮・配慮し

自粛の方向にあるなか

春の甲子園　が、まもなく開幕します。

最大の被災地である宮城県の代表高

東北高校の甲子園での練習前に黙とうを

捧げる写真を見て、わたしはこみあげる涙を

押さえることができませんでした。

どんな想いでこのグランドに立っているのか。

ここに来るまでにそれはそれは、厳しく過酷な練習に

耐えてきた高校生ですが、あまりに背負っているものが

大きすぎやしないか？本当に楽しんで野球ができるんだろうか？

１６や１７歳で、被災地の惨状、食べるものすら満足に

手に入らない状況を目の当たりにした子供たちが

そんな地域の人たちに励まされ、送りだされて

甲子園にたどり着きました。

ここまで来たら、無心に野球をやって欲しい。

ただ無心に、白球を追いかけてほしいと

願うばかりです。

わたしの娘が通う学校の新体操部も

春の選抜大会に向けて、毎日毎日

厳しい練習を積み重ねていました。

全体練習が終わってからも夜中まで

練習に明け暮れていたと聞きました。

しかし、その選抜大会はいろいろな

配慮の中、中止となりました。

高校生たちは、みんな涙を堪え切れず

泣いて泣いて・・・とてもつらい決定です。

誰が悪いのでも、何が間違っているのかでもなく

今の日本の危機的状況を考えれば判断は

すごく難しいです。

でも、どちらにしても、複雑な心境だと思います。

大好きな野球や新体操を、精一杯、無心にやらせて

やりたいですね。

素晴らしい笑顔の高校生でいて欲しい。

東北高校がんばれ！皆さんの笑顔が見れることを

期待し、応援しています！