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今日、お客様とプランの打ち合わせがあり
家具工事のお話をしていました。
さまざまな造作家具を検討していくことに
なるのですが、その打ち合わせの中で
手で造ることの大切さの話と
『木育』というシステムの話をさせていただきました。
木育とは?
食育と違い、新しい言葉、概念であり、
「平成16年度協働型政策検討システム推進事業報告書」で
初めて示された。この報告書では「木を子どもの頃から
身近に使っていくことを通じて、人と森や木との関わりを
主体的に考えられる豊かな心を育てたいという想いを
「木育(もくいく)」という言葉にこめた」記され、
「子どもをはじめとするすべての人びとが、木とふれあい、
木に学び、木と生きる」こと学ぶ活動を木育とした。
難しい言葉もありますが、CO2を吸着した木材を
使ったモノを造り、大切に使ってゆくことは
地球環境にとっても、すごく意義あることなんです。
小さいころから、木に触れて、道具を使って木でモノを
作ることを学ぶと、手先も器用になり、いろいろと
効果があるらしいですよ(#^.^#)
『ホモ・ファーベル』という考え方があります。
人間の本質は物をつくりおのれを形成する創造活動である
人が、手を使い、木で、モノを造る。
便利なだけではダメなんですね。
本当に愛着を感じてやまないってモノは
こういう気持ちがないと生まれてこないような
気がしました。