新木場の市場は凄すぎる材木で
埋め尽くされていました。
うわぁ~!うぉ~ なんじゃこれ~の連続。
この写真中央に横たわっているのが、ワタシが欲しくて
欲しくてたまらない、全長6mオーバーのカリンの板です。
幅も一番狭いところで1mをゆうにオーバー。
運ぶのも製作するのも並大抵ではないですが
建築屋人生の中で、1度はこんな板と戯れてみたいものです。
これまたバカでかい欅の1枚板。
幅はなんと1600mm!厚さ200mmオーバー!で
全長6m、杢出まくりの名品。
価格も名品、なんと?千万・・・
家建つよ。と軽く言われてしまいました。
すごい世界があるもんだ。記念に思わず
なでなで触りまくり、長靴乗っけて記念撮影。
庶民派はこんなもんです。
またまた何点か、入札のお願いをしたのですが
やっぱり、いいな~と思う材は奪い合いですね(涙)
片想いに終わりました。
市場を出て、この珍道中の目的である、
イチョウの板を見に倉庫へ
この板も幅MAX1300mm長さ4400mmの
2tロングのトラックの荷台でも収まりきらない
シロモノです。何より面皮の具合が最高に
ワタシ好みな板で、すぐに 『これ買います!』と
手を挙げてしまいました。
この板は大阪に帰ってすぐに、大きな
デスク兼テーブル兼応接セット兼子供のおもちゃに
加工されリフォーム現場に納品されました。
すごい迫力です。写真は次回に(引っ張ってます)
あと、もみの厚板9枚と赤松の丸太2本、
チークのすごくおもしろい4x8サイズの板2枚を
買い足し、日光杉の風倒木を1本サービスしてもらえて
すごくうれしかったです。
昨日の朝日新聞の夕刊に出てましたが、江戸時代から
ある日光の杉並木もずいぶんと減っているみたいです。
国立公園なんでこの木のように自然災害などで倒れたり
しない限り当然市場にでてくることはありません。
なにせ江戸中期に植えられた木ですから
おおかた300年生ですよ。写真ではちょっと
わかりにくいかもしれませんが、たかが4寸角程度の
角材ですが、年輪の詰まり方が半端じゃないっす。
途中まで数えてイヤになってやめました。(老眼のせいかも)
この木、磨けば屋久杉のように赤黒くひかり輝きますよ、きっと。
楽しみです。
赤松の丸太は、家具を造ったときの脚や
階段廻りの化粧に使おうかと考えています。
東京まで行ったかいがありましたね。
興奮モードが文章から分かりましたよ。
森田さん
やっぱり動かないとダメですね。
目を見て話をしないとね(笑)
♪目と眼で通じ合う~♪ってやつです。