吉田の“のうがき”

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大江戸珍道中 その3

2010.01.27 | Y社長のひとり言 | コメント:2 »

新木場の市場は凄すぎる材木で

埋め尽くされていました。

うわぁ~!うぉ~ なんじゃこれ~の連続。

karin

この写真中央に横たわっているのが、ワタシが欲しくて

欲しくてたまらない、全長6mオーバーのカリンの板です。

幅も一番狭いところで1mをゆうにオーバー。

運ぶのも製作するのも並大抵ではないですが

建築屋人生の中で、1度はこんな板と戯れてみたいものです。

keyaki

これまたバカでかい欅の1枚板。

幅はなんと1600mm!厚さ200mmオーバー!で

全長6m、杢出まくりの名品。

価格も名品、なんと?千万・・・

家建つよ。と軽く言われてしまいました。

すごい世界があるもんだ。記念に思わず

なでなで触りまくり、長靴乗っけて記念撮影。

庶民派はこんなもんです。

またまた何点か、入札のお願いをしたのですが

やっぱり、いいな~と思う材は奪い合いですね(涙)

片想いに終わりました。

市場を出て、この珍道中の目的である、

イチョウの板を見に倉庫へ

この板も幅MAX1300mm長さ4400mmの

2tロングのトラックの荷台でも収まりきらない

シロモノです。何より面皮の具合が最高に

ワタシ好みな板で、すぐに 『これ買います!』と

手を挙げてしまいました。

この板は大阪に帰ってすぐに、大きな

デスク兼テーブル兼応接セット兼子供のおもちゃに

加工されリフォーム現場に納品されました。

すごい迫力です。写真は次回に(引っ張ってます)

あと、もみの厚板9枚と赤松の丸太2本、

チークのすごくおもしろい4x8サイズの板2枚を

買い足し、日光杉の風倒木を1本サービスしてもらえて

すごくうれしかったです。

nikkousugi

昨日の朝日新聞の夕刊に出てましたが、江戸時代から

ある日光の杉並木もずいぶんと減っているみたいです。

国立公園なんでこの木のように自然災害などで倒れたり

しない限り当然市場にでてくることはありません。

なにせ江戸中期に植えられた木ですから

おおかた300年生ですよ。写真ではちょっと

わかりにくいかもしれませんが、たかが4寸角程度の

角材ですが、年輪の詰まり方が半端じゃないっす。

途中まで数えてイヤになってやめました。(老眼のせいかも)

この木、磨けば屋久杉のように赤黒くひかり輝きますよ、きっと。

楽しみです。

akamatu

赤松の丸太は、家具を造ったときの脚や

階段廻りの化粧に使おうかと考えています。

2 コメント to “大江戸珍道中 その3”

  1. 東京まで行ったかいがありましたね。

    興奮モードが文章から分かりましたよ。

  2. Y社長 より:

    森田さん
    やっぱり動かないとダメですね。
    目を見て話をしないとね(笑)
    ♪目と眼で通じ合う~♪ってやつです。

コメント

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