吉田の“のうがき”

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日本最古の人工林

2011.07.29 | Y社長のひとり言 | コメントなし »

日本三大美林のひとつ、吉野杉で有名な

奈良県吉野・川上村へ行ってきました。

日本最古というだけあって、室町時代に

生を受けた樹齢3~400年の

杉や桧が、60本くらい残っています。

この立派な丸太で250年生くらい。

森の手入れは本当に行き届いていて、

九州は宮崎県などで見た森の光景とは全然違いました。

光が差し込み、下草が茂り、小さな生き物が生態系を

築いています。

枝打ちや間伐を繰り返し、真っ直ぐに育てらた吉野杉

長きに渡り、手間暇を惜しみなく注がれた木は

それは美しくスラっとしたいでたち。

そんな美しい森にも、経済不況や和室離れなどの

影響が影を落としています。

何十年と先人達が手を入れてきたから、

このような原木があるのですが、現代のデフレに

象徴される価格競争に巻き込まれて

森は大変な危機にあります。

森が地球を救い、環境を守ってくれます。

森林組合の理事さんが言っていました。

森を守っている山で働く人たちも、その木を使って

家を建てる人・その家に住む人のことをよく

知らないといけない。だから建てる人も住む人たちも

森のこと、山を守ることをもっともっと知って欲しい。

わたしにも何か出番がありそうです。

頑張ります!

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