10年ほど前に、内装の全面リフォームをさせてもらった港区の
マンションの1室。
リビングや洋室をリフォームしたのですが、
壁はお施主さんが自ら稚内珪藻土を鏝で塗り、天井は
ウッドチップを再生紙で挟み込んだオガファーザーという
ドイツの壁紙を張りました。
張ったときは、真っ白な紙だったのですが、10年経つと
ウッドチップがいい具合にヤケてきたようで、
程良いベージュ色になっていました。
壁の珪藻土と変わらないくらい白かったように思うのですが、
いい感じです。よごれも目立たないし、何せナチュラルな風合いが
しっくり落ち着きを感じさせます。
時間が造り出した色って、人工のものとはやっぱり比べ物にならないですね。
味わいが全然違います。そんな高価なものではないのですが、
厚みというか、安っぽくないのが、すごく感じよかったです!