吉田の“のうがき”

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間取りを追求すると・・・

2012.05.06 | Y社長のひとり言 | コメントなし »

家を建てる時、間取りについては皆さん悩みますよね。
試行錯誤のうえ、これで完璧!まで行かなくても、
それなりに家族みんな納得して家造りがスタートする訳ですが、

完璧な間取りって、あるんでしょうか?

わたしは、無いと思うのですが・・・

もみのき,リビング,タイルの造り付けキッチン

なぜなら、住む人が年々成長していくからです。
体は大きくなるだけでなく、だんだん小さくもなっていきます。
心も、積極的な時代ばかりではありません。老いは確実にやってきます。

そう考えれば、その時その時で、家に対する考え方も
家に求めるものも、絶えず変わっていくということです。

今、最高の間取りでも、数年経てばそうではなくなっている
可能性がありますよね。そんな事から「いつ家を建てるのか?」
と言うことで間取りは大きく変わってしまう訳です。

子供が小さいと子供中心の間取りになるし、定年間際の人は自分たちの
老後を中心に間取りを考えます。

しかし、子供はすぐに大きくなるし、いらない思っていた子供部屋に
独立した子供たちが孫を連れて帰ってきては泊まることになり、
部屋が足らないとか。

かといって、先々考えて部屋ばかり造って、家を大きくしても
コストUPだし、使わない期間の方が多い訳ですから、
無駄ばかりで止めた方がいいと思います。

ロフト,杉フローリング

一番いいのは、最小限の部屋を、うまく使い廻せるように
工夫することでしょう。

最初は書斉、→ 子供部屋 → また書斉 → ゲストルーム
という感じですね

最小限のスペースのなかを、住む人がうまく移動しながら生活する。
そのために、よりシンプルでコンパクトな家造りがかかせないのでは
ないでしょうか!それと、モノにあふれないことも重要です。
物が多すぎれば、移動したくても動けないなんてこともありますよ。

いるものと欲しいもの、しっかり考えないとダメですね。

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