6月も近くなり、大阪でももうすぐ梅雨入りです。
今年は暑い夏になりそうですね。
今年の夏は、やはり何と言っても、節電の夏です。
人は電気のおかげで、ずいぶん便利な生活を手に入れることが
できました。今から100年前の歴史を想像しても、まったく違う
生き方になってますよね。
電気で生活が大きく変貌したと言って良いかもしれません。
今では電気の無い生活は考えられなくなっています。便利ですから。
今、ワタシもパソコンを使ってブログを書いていますが、パソコンだって当然
電気が無いと動きません。携帯電話もそうですね。毎日なにげに充電していますが
電気が無いとどんな機能も宝の持ち腐れ。
携帯電話のおかげで、電話番号を覚えなくなっていますよね。
携帯電話に登録するだけで大丈夫!携帯電話が沢山の電話番号を覚えてくれています。
カーナビだってそう。道を覚える必要は無い。目的地に勝手に案内してくれます。
ホント便利です。電気があれば。人の感覚がおかしくなってしまうくらい。
家の中の「臭い」や「殺菌」も、テレビでコマーシャルしてますが、
シューっとひと吹き!ですべてが消えて、なんて便利!とよく売れているようですが、
あれは化学物質で、人間の脳を麻痺させているだけの事です。
食べ物に含まれる商品添加物だって、基本的には味覚をだましているだけ。
本物みたいな味を化学物質で合成する。本物以上に美味しかったり(笑)
便利さがすべてを優先する。根本的なことはそのまま。
パンとサーカスという、ローマ帝国時代のローマ市民を骨抜きにした例えがあります。
便利さや、ほどほどの娯楽、そこに適度な食べ物が支給されると、人はだんだん
モノを考えなくなったり、なんとかなるやろ~とか、誰かがなんとかするやろ~とか
そんな意識が芽生えてきます。愚民政策例えによく使われますが、
現在の日本の政策もそんなところでしょうか?
節電意識も、すべて人の考え方次第。
あまりの便利さに感覚はずいぶん退化していると思いますが、
本来、人間の生きる道をもう1度見直すことのできる
最後のチャンスかもしれませんね。