吉田の“のうがき”

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白蟻

2012.06.05 | Y社長のひとり言 | コメントなし »

梅雨の季節になると、よくかかってくる電話が「家の中にアリがいるんですけど!」と言った電話。
最近特に多い気がします。

ヤマトシロアリ

これは、大阪で良く見かける、ヤマトシロアリの羽アリです。

梅雨というのは、シロアリが巣別れする季節で

雨が降りそうで降らないどんよりとした夜、それは行われます。

地中の巣より出てきた羽蟻は一斉に各地に飛び立ち着地して、

羽を落とし、つがいになっては地中に入って巣を造りますが、、

それはほんのわずかのアリ達でほとんどのアリは光に集まってしまう。

羽蟻になる前は光を嫌うのに。

それらが家の光に集まり、家の中を2匹で這い回って

「おや?これって白蟻?」って事になる訳です。

家の中の白蟻は家を食害する事はありません。

これらは、いわゆる巣別れ失敗組。時期に死んでしまいます。

それよりも注意しないといけないのは、自宅周辺にシロアリの巣が

確実に存在するということです。その家かどうかはわかりません。

あくまでも自宅周辺。

白蟻は、地下10m位までの所に約100万匹は暮らせるコロニー(基地)を造ります。

そして白蟻達はその巣を拠点に四方八方に働き蟻を餌の偵察にだす訳です。

100万匹のほとんどが働き蟻だから偵察密度は半端なものではありません。

ごく少数派のアリが巣を地中につくり、そこから「餌」となるものを探し出かけて、

そこで運悪く発見された家は食害に遭うって訳です。

アリは、何度駆除しても出てきます。それはフェロモンで道を記憶しているからで、

一度被害にあった家は危険と言われるのはそういった理由からです。

シロアリの場合は定期点検が最大の防御となりますので、業者に定期的に

点検してもらいましょう。

悪徳業者などはポケットにシロアリを忍ばせて「居ました!」

なんてヤカラもいますので訪販は要注意です。

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