吉田の“のうがき”

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伊勢神宮から大阪へ

2013.08.04 | Y社長のひとり言 | コメントなし »

先日、【健康な住まい造りの会】のメンバーが
伊勢の帰りに大阪に立ち寄ってくれました。 

わたしの目標とする東京の建築や及び棟梁の息子さんと

その弟子的存在である鹿児島の大工さんが、なぜか2人で

 

伊勢神宮の帰りに大阪に来ると言うので、夕食をともにさせて

もらいました。

伊勢神宮と言えば、今年は皆さんご存知の【式年遷宮】ですね。

20年に1度、2つの正宮の正殿、14の別宮の全ての社殿を

造り替えて神座を遷す神事のことで、今回でなんと62回!

62x20年=1240年 の歴史があります!

20年に1度建て替える理由は定かでない部分みたいですが、

大きな理由の1つに、建て替え技術を伝承するためだと言われています。

昔は今みたいに寿命が長くなかったので、大工さんも、50歳になれば

後見と立場になりました。したがって、10代で大工見習いになった若者が

人生のなかで、伊勢神宮の建て替えに2回は携わることができ、2度の

遷宮を経験することができれば、技術の伝承を行うことができると

考えられていたようです。

この遷宮に使われる用材は、森林計画に基づき、御杣山(みそまやま)と

呼ばれる決められた山で育てられ、解体された用材は、神宮内や

その摂社・末社をはじめ、全国の神社の造営等に再利用されています。

材料も技術もすべてが循環型システムになっていて、長年にわたって

自然との共生や、建築技術を守り、引き継ごうという、先人の叡智を学ぶ

よい機会だと思います。

【スクラップ&ビルド】 古くなったらから建て替えるのではありません。

山を育て、人を育てる。すべての循環の始まりなんですね。

そんな遷宮の行事の1つ、お白石持行事(おしらいしもちぎょうじ)

どうも、友人たちはこれに参加してきたようです。

これもいい思い出になりますね。なにせ伊勢神宮ですから(+_+)

せっかくの来阪ということでしたので、やはりコテコテの大阪・道頓堀に

行ってきました。

道頓堀・づぼらや

夏の風物詩、はも料理をいただいてきました!

道頓堀・づぼらや

短い時間でしたが、有意義な交流ができました(^^♪

お互い頑張ろう~と切磋琢磨を誓い乾杯!!

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