家を建てるときに、何を願うのかは人それぞれですが
建築屋もそれぞれ違いがあるようです。
先日、とある忘年の集いに参加させていただいたとき、
建築業の方ではない、初対面の方が教えてくださいました。
『建築屋は、家を建てるとき、恐怖心で家を建てる』
深いです。考えさせられます。
いいようにも悪いようにも考えられますよね。
今回、お話いただいたときは、悪い方の恐怖心でした(+_+)
建築屋としての『願い』が無い家造りが
ほとんどではないかと指摘されました。
お施主様が願う家を造ることができるようになる、という願い。
そこにはあなたの言う通りに建てますので、クレームは言わないで
ちゃんと支払いもしてください。あなたが決めたのですから。
こんな感じでしょうか。いい家を建てるという願いではなく、
言われた通り建てる という願い。
願いでは無く、それはただの自己満足なんだと思います。
そんな願いから生まれる現実はどんな現実か?
大いに考えさせられた言葉でした。
お施主さまの夢をかなえるということが基本であることは
間違いありません。そこにわたしは何をプラスする
ことができるのか?
しっかり考えないといけません。深いです。
何のために建築屋をしているのか?
そう問われているのだと思いました。