屋根工事が完了し、昔から鎮座していた
この家の守り神を定位置に戻させてもらいました。
鍾馗さまという、魔除けの神様。
玄関の上で、にらみを利かせています。
いろんな言い伝えがあるようですが、
向いにある立派な鬼瓦に跳ね返った災厄を睨み返して
その家を守ってくれる神として、お寺や豪家の向かいや
突き当りの家などに祀られてきたのが習わし。
このお家も向かいは、立派なお寺で、玄関の向かいに
でっかい門があり、これまた大きな鬼瓦がこっちを
向いていました。その鬼瓦を睨み返すがごとく
玄関の上に、いらっしゃったようです。
このお家、実は2度ほど建て替えの計画が進んだことが
あったそうなんですが、そのたびにさまざまな理由で
計画が頓挫し、中断せざるおえなくなったそうな。
1度は、あるハウスメーカーと契約まで済んで
明日には解体着工というところまで進んだと
教えてくださいました。
鍾馗さまが、『ワタシが守るから大丈夫なんや!』と
言っていたのでしょうか?(+_+)
お施主様が教えてくれた、『この家は建て替えたら
アカンのとちゃうかと思った』という心。
目には見えなくとも、きっと本当に
守られてきたんじゃないかと思わせて
いただきました。
鍾馗さま ありがとうございます!
これからも見守ってください!
どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m