古い古い大阪の家。通常外壁の仕上げは
漆喰左官塗りが多いのですが、
今回は、漆喰と同じような真っ白な仕上がりの
遮熱塗料スピンオフで仕上げました。
このブログでも何度か紹介させてもらっていますが、
『スピンオフ』という言葉の意味は、
科学技術などの分野で開発された技術を
民生転用(民間の需要に転用)すること。
または転用された技術を利用して生産された
民需製品(スピンオフ製品とも呼ばれる)のこと
であり、特に、国家的研究開発機関の開発技術
(軍事技術、宇宙開発、自然科学研究など)の
民間への転用をさす場合が多いんです。
遮熱塗料スピンオフは、宇宙開発研究の中から生まれた
技術を、民間需要へ転用されたもので、
エネルギー資源の乏しいわたしたちの国で
少しでも省エネルギーな暮らしを実現するために
生まれてきました。素晴らしい性能です。
詳しくは『スピンオフ』のホームページを
ご覧ください。
主屋だけでなく蔵の外壁もスピンオフで仕上げました。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
半袖Tシャツで、大汗かきながら屋根下地工事を始めました。
ようやく仕上がったとき、なななんと一番寒い季節に
なってしまいました。(+_+)
かけがえのない経験をさせていただきました。
家の『いのち』が、よみがえりました。
それをお施主様が喜んでくださるのが
とてもありがたく、ホント建築やさん冥利に
尽きます。(>_<)
ありがとうございます!