間取りを変更して、構造的な部分まで
少し手を加えるリフォームの場合、
柱の移動や開口部の新設など、構造耐力的に
いろいろな制約や問題があり、お施主さんの
青写真・ヴィジョンを叶えようとすると
かなりなムリがあると考える建築やさんは
どうあるべきか?
お施主さんが希望して、OK!こうして、というのだから
ハイハイと言うがままに施工してくれるところもあるかと
思います。お施主さんにとって、その間取りは
使いやすく、まさに希望通り。
念願かなったリフォームが具現しました。
何もなければいいのですが。
そう、何も起こらなければいいのですが(+_+)
なんか運任せのようですよね。
自分の人生の主導権を誰かに譲り渡したかのよう。
ワタシが思うに、やっぱり自分の人生だから
主導権はしっかり自分で持つことが大切じゃないかと
思います。ここは、こういう風になっている。
こういう制約に対し、こんな補強がなされ、
だから、間取りはこうなっている。
すべての希望は叶わないけど、
こうしてワタシはやるべきことを尽くした。
これで、ダメなら仕方がないぞ。
ワタシは人事を尽くしたからね。
この安心感。大事なことじゃないかな。
ワタシの好きな言葉。
『天命に任せて、人事を尽くす』
天命を待つのではありません。
あくまでも主導権は自分にあるという意志。
守るために、大切にしたいと思っています。