樅の厚板を使い、TV台を製作。
久米蔵色の1点モノです。
アンティークなガラスはマイコレクションの中から
引っ張りだし、はめ込みました。
厚さ60mmの無垢樅材を使いましたので
それなりのコストがかかってしまい、お施主さんを
大変悩ませてしまいました。
通販やカタログショッピングの世界のTVボードなんかに
比べると、コストは倍くらいになってしまいます。
それもワタシたちも手弁当で製作してですから(困)
この部分は海外で大量生産される工業製品には太刀打ち
できません。それでいてそれなりに仕上がりもキレイかったりして。
まるで、コンビニ弁当でも、それなりに美味しいやん!という
感覚にそっくり。
こうやって日本独特の木の文化が衰退の道を歩むのでしょうか。
わたしたちも、いいモノは高くて当然などという固定観念に
縛られないように、努力をしないといけませんよね。
1人でも多く仲間を増やさないと、1社レベルでは
とても難しいです。
価値観を共有できる仲間をもっと探さないと。
でないとコンビニ・ハウスに負けてしまいそう(悲)
使うほどに味が出そうですね。
一点ものって最高じゃないでしょうか
森田さん
1点モノ、コストも最高級なのが
ツライです(涙)
コストを落とすにはやはり積層集成材を
使うか、ベニヤ張りのフラッシュにする
しかないかなぁ~
無垢材には写真以上に、武骨な暖かみや
優しさが感じられて、何かが違うんですよね。
大事にしよ!って思えるような。
心の中で葛藤してます。
答えは、でませんけど(笑)