この間の日曜日に信州長野に
行ってきました。
赤松の立木伐採を実際に経験させてもらえる
機会があり、日帰り弾丸ツアーで参加してきました。
朝、3時半に大阪を出発、7時過ぎには長野県
上伊那郡飯島町 信州・伊那谷に到着。
中央アルプスのふもと、素晴らしい山々に
囲まれています。絶景です。
このアルプスのふもとの赤松林で、今回実際に
構造材の梁として使用する赤松の立木伐採を
やってみませんか?というお誘いがあり
こんな機会はそうそうナイ!としっかり便乗させて
いただいたワケです。
今回の伐採は里山にある赤松林で林道から
ほんの4~5分のところにあり、初心者でも
安心でした。もっと山深いとこやったら
本格的な装備がいるんじゃないかと
少し心配していたのですが、まったく問題なかったです。
長靴を履くように言われて、雪もないのに何故?と思ってましたが
やっぱり中央アルプスなめたらイカンぜよ。
カチカチでした。
水分を含んだ土が至るところで凍ってます。
しっかり保水してよく肥えた自然のままの赤松林でした。
今回は、小屋廻りの梁部材にぴったりの
50~60年生の赤松を伐採させていただける
ことになり、まず実際に伐採する木を選定し
木の倒す方向・角度の考え方・決め方を教えて
もらいました。
15mにもある立ち木ですから、間違った角度で倒すと
周囲の木に引っ掛かったりして、取り除くのに
そりゃ大変な手間になるそうで、よく考え慎重に
決定しなければいけません。
今回は、初めての試みだったので、すごくロケーションの
よい、伐採しやすい尾根で体験させていただきましたが
少しでも山を分け入れば、どうやって伐採してどうやって
木を出すのか?思わず考えてしまうようなローケーションで
人間の知恵や経験ってすごいなぁ~と、改めて
感心させられます。それにしても重労働であることは
間違いないでしょう。
伐採する前、山を少し登り、うろちょろしてみると
山の抱える問題も垣間見えました。
つづきはまた明日にでも。