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外壁塗装

2013.05.29 | Y社長のひとり言 | コメントなし »

先日、事務所近くのお客さまに聴かれたんです。
『フッ素塗装ってそんなに違うんですか?』

営業マンにセールストークで言われたみたいです。

30年は大丈夫!街の工務店では、取り扱えない商材で
ウチのような特約店しか工事できません!
だから、ウチで塗装工事しませんか?
U邸様もウチでさせていただいたんですよ!

と、まあこんな内容のようです。

値段は高いけど、長持ちするのなら、結局はお得なのかな?
どれくらい価格に差があるんだろう?
本当に30年もつのだろうか?

やっぱり素人では、判断しづらいですよね。
正直、ワタシだってわかりません。本当にフッ素樹脂が30年間
ちゃんと外壁に剥がれずくっついているのか?

フッ素樹脂はメーカーが言うには20年はもつらしい。
だとしても、20年以上外壁にしっかりと密着しているかどうかは
別の問題ですよね。剥がれたらおしまい。

だから、まずフッ素をすすめる前に、そのお家の外壁材の状態や
素材によって、本当に何がいいのか決めるべきなんじゃないかと
ワタシは思います。

どんな素晴らしい塗材であっても、現在の外壁材が、手遅れとばかり
長年ほったらかし状態では、やっぱりちゃんと密着しないのでは
ないでしょうか。外壁素材が金属なのか、セメントなのか、窯業なのか、
下地の状態によっては、高価な塗材も宝の持ち腐れになってしまわないか?
その中で、どういうリニューアル工事を提案するのが、ベストなのか?

真っさらの状態で、かつ工場で塗装できれば、なるほど20年でもうまくいけば
30年でも長持ちするのでしょう。しかし、塗り替えとなるとそうはいかないのでは
ないでしょうか。雨の酸性化も大きな原因の1つです。シーラーという下地用の
接着剤さえ塗ればなんにでもどんな状態でも密着する訳ではないと思います。

だから、

まずフッ素ありき!と言うのは、ただ単にフッ素樹脂という武器を振り回して
他社との差別化を図り、長寿命をうたい文句に塗り替え受注をGETすること
のみを目的としているようにしか思えません。
家の事や、そこで暮らす家族の将来のことなど、考えて提案してくれている
とは、どうしても思えないです。

いろんなセールスがあの手この手で、巡回しています。
まずは、即決しないこと。ちゃんと確認してからのほうが
いいですよね。
その営業マンの頭の中が、会社の部長さんの後ろに張られてある
売上ノルマ達成の棒グラフの高さだけで、いっぱいになっていないか
どうか(笑)

ビフォー

ビフォー

アフター
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