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過去の工事日記
現場での工事に関する情報をお届けしております。自然素材を使った新築工事&リフォーム工事の情報がいっぱいです。
今日、新木場から送ってもらった槇の板材をも
製材してもらいました。
目的は両耳付き材の片側を真っ直ぐに切り
厚み60mmの板を半分の厚みにすること。
それと、板の歪みを修正することでした。
使う機械は、通称『台車』 という移動式製材機です。
インディージョーンズにでてきそうなトロッコ調の
台車に板材を固定して、超高速で回転する
すごく大きな帯のこに向かって、台車を
移動させます。
すさまじい音ともに、60mm厚の板が
いとも簡単に切れていきます。
続いて、2枚割り。いわゆる真っ二つという切り方です。
横に寝かせてた板を縦にして、がっちり固定。
のこぎりめがけて台車がゆっくり進んで行くと
これまた簡単に真っ二つ。
さらに、薄皮を剥ぐごとく、歪みや反りを直します。
これで、厚みが統一された板材が出来上がります。
今回持ちこんだ板は、巾400mm厚60mm程度
でしたが、普段はもっと大きな原木丸太や角材を
切ったりする機械なんで、エンジン音もハンパじゃ
ないです。あの帯ノコに巻き込まれたら人間なんて
あっという間に、バラバラ…やろうなぁ~なんて
トンデもないことを想像してしまいますよね。
そんなことを感じさせるような機械音なんですよ(笑)
こうして出来上がった槇の板材は、港区の新築現場で
LDKに造られた座敷テーブル?ような空間の
式台に加工される予定です。なんか良くわからない
説明ですね。ようは階段のようなベンチシートような
踏み台という感じでしょうか。近日完成すると思いますので、
写真撮れたらUPしたいと思います。