自然素材にこだわった新築一戸建て・リフォーム｜大阪市周辺

ＬＤＫに入ると、目の前にキッチンがド～ンと！

フルオープン型のアイランドキッチンです。

Ｌ２５００ｍｍ奥行約８００ｍｍのアイランドキッチン

天板は無垢１枚板のカリン材です。

引きだし・キャビネットや側板などすべて樅材で製作。

お施主様の希望でパンやピザが焼けるようガスコンベックが

ビルトイン。コンロもガラストップになってます。

このカリンの板をこの場所に運び込むのに

６人掛かりでした。めちゃくちゃ堅くて重い板です。

どれくらいの樹齢なのか想像も尽きませんが

目の詰まり具合や板の巾からして２～３００年は

軽くいくんじゃないでしょうか。これくらいの大きな

カリン材になると、程度のいいものは本当に少なく

なっているようです。東南アジアあたりでも、もう

原木がほとんど切られてしまい、世界三大銘木と

並びすごく希少な材になってしまいました。

今回、カリンのキッチンをオススメして製作させて

いただいた訳ですが、なぜ？カリン？なのか？？？

それは、赤いキッチンを見たかった。赤いキッチンを

造ってみたかったという、建築屋のエゴ丸出しな理由なんです。

お施主様がとてもお話のわかるというか、いろんな考えを

共有できる方でして、今回長年の夢が叶い、カリンのキッチンを

見ることができたわけです。

このキッチンで何度も奥さまにエスプレッソをごちそうに

なりましたが、２人がそれぞれキッチンの両側に立ち

キッチンをテーブルがわりにコーヒーをいただくんです。

立ったままで。この立ち話がまたいいんですわ～（笑）

キッチンの廻りに人が集まる感じ。

アイランドキッチンならではの光景ですよね。

それにもまして、間取り上、キッチンが家の真ん中に

あるので、すべてのはじまりがこのキッチンとなります。

これぞ！火の廻りに人が集まるといった、人間の本能を満たす

ＬＤＫとなりました。