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森から学ぶこれからの暮らしと家づくり

2011.05.23 | 森から学ぶ家づくり | コメントなし »

近年、地球温暖をはじめとする環境問題が、クローズアップされるにつれ、世界中で森林の重要性が再認識されています。
1992年の地球サミットで森林減少の防止を訴え、1997年京都会議ではCO2削減に向け、温室効果ガス排出規制を課す京都議定書が採決されました。

森を守り、森林の持つ多面的機能を充分に発揮させることができるよう、森林・林業基本法も制定されています。

【森林の有する多面的機能の発揮】については、林野庁のHPなどに詳しく書かれていますが、8つの機能をあげています。

どの機能をとっても、人間の暮らしのなかで,とても重要かつ大きな問題なのですが、そのなかでも、私たちが家を造り、新しい暮らしを創るにあたり、しっかりと学ばないといけないことを5つ取り上げてお伝えしたいと思います。

【木の家と木の家具を愛着を持って大事に使う】

樹木は自ら成長するために、根から土中の水分を吸い上げ、葉から吸収した空気中の二酸化炭素と太陽の光エネルギーを得て、光合成をおこない、炭水化物をつくり続けます。

その木を木材として家屋や家具で使い続けリサイクルされている限り、吸着したCO2は 炭素として固定され続け,排出・増加することはありません。

木を切って木材として長く大事に使う。木を切ったあとは、天然更新か植林によって森を育て、さらにCO2の吸収を促す。
若い樹木はとても活発に多くのCO2を吸収し大きく成長しようと、どんどん光合成を行います。人間と同じで樹木も大人から老木になれば、吸着したCO2を固定化するだけで、新たに吸収しなくなってしまいます。
だから若い樹木に更新していかなければいけないのです。

使われなくなった木材はバイオエネルギーとして消費され、排出されたCO2は再び樹木に吸収される。
こういう循環を成立することができれば、二酸化炭素を増加させない、地球温暖化抑制の大きな切り札になります。

そして、木を植えるだけではダメなんです。

植えた木の生育環境を整えるため、下草刈りやつる切り・除伐、枝打ちから間伐とたくさんの手間暇をかければ、やがて良質な樹木として大きく立派に育ちます。
大きく育つ過程でたくさんの二酸化炭素を吸収してくれるんです。

だから、わたしたちが木で家を造り、そこのお金を林業に投資して、森林をより活性化させ、造ったその家や家具をわたしたちが愛着を持って長く長く大事に使っていければ、これは大きな社会貢献になるはずです。
自分たちの地域や日本だけではなく地球環境の保全に役に立つはずです。わたしたちは学ばないといけません。

木を切って、その木を使い、家や家具を造り、そのお金でまた森を育てるという持続可能な循環。《森の樹木を切ることイコールすべてが環境破壊》ではないということを。

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