東京は青梅に、心の師と仰ぐ匠がいらっしゃいます。
先日、その師匠が造ったお宅を拝見させてもらえると
と言うので、早速行ってきました。
師匠は大工さんです。歳は60歳を超えて、今は息子の
3代目が修行中です。
師匠は、匠の知識や技術もさることながら、お施主様と
家を造る過程が素晴らしいのです。
全部ここに書き込むことができませんが、とにかく
手間暇を考えず、お施主様のためになることを
第一に提案する。そのためには、自分が人より
朝早く動き、1日を3割増しで働けばOK!と
平然と言ってのけます。口では簡単に言えますが
本当に、朝の4時や5時から準備にかかり
手間暇かけても、人工を合わし、余計なお金は
頂きません。【それは俺が大工だから】と言います。
最近の師匠を見ていて、感じるのは、師匠の
行動・言動に 【 木育 】 を意識しているのでは
ないかということです。
自分が得た知識や技術を我々のような後輩に
惜しみなく伝え教えてくれます。
そして、造らせていただいたお施主様、特に小さい
子供たちには、本物の木の家の良さを伝えたい。
そんな熱い想いがヒシヒシと伝わってきます。
今回見せていただいたお家も、31にも及ぶ材種の
無垢材がいたるところに使われています。
子供たちに木に触れさせて、自分の机になる板を
選ばせたと聞きました。ナラを選んだ子供たち。
オニクルミを選んだお母さん。ブナを選んだお父さん。
どれも素晴らしい出来栄えでしたが、それにもまして
過程を聞くだけで、どれだけその机(カウンター)に
愛着が持てるか、容易に想像することができます。
ワタシが心の支えにしている中村文昭氏の語る
4つの鉄板ルールというものの中に、
『頼まれ事は試され事』 という言葉があります。
人は、自分にできないであろうことは絶対に頼まない。
もし頼まれたことを相手の想像以上のものにして
返したなら、そこに感動が生まれ、その行動が
その人の脳裏に刻み込まれます。そして
可愛がられたり、助けてもらえたりするのだと。
青梅の師匠は、この鉄板ルールを知っているかどうかは
聞いたことがありませんが、頼まれ、試されたことを
何倍にもして、お施主さまに返しているように見えます。
それから、もう1つ。
師匠の家造りを見て、わたしたちは変わらなイカン!と
改めて感じたことがあります。
長くなりましたので、これはまた明日以降
書きたいと思います。
何枚か師匠の造ったお家の写真を紹介します。
ロフトへ上がる本棚兼ハシゴ
手すりもついてすごく昇りやすく、写真では
わかりませんが、ハシゴの上は杉の床材で造った
フタが付いていて、開閉式になっていました。
ブナの机。小口を見せないように、ウォルナット(コクタンかも)材
を張り付けて、さりげなくワンポイントに。
桧のテーブルの木栓もコクタンでアクセント。
クリとサワラで造ったトイレもすごく爽やかで気持ちよかった~
流石、青梅の御師匠様ですね♪
実際に拝見したいですね。
本棚のはしご、梯子の本棚?
面白いですね
素晴らしい週末でしたね
ひろし殿
ありがとうございます。
東京でお会いできなくて残念です。
6月は大阪開催予定なんですよ。
ぜひ来てくださいね。
青梅から横浜中華街は遠かったです(笑)
関東の集まりで行ったんですね
そんでもって 又(~_~;)中華食べ放題に行ったんですね♪
今は関東には行きづらいですよ
6月大阪開催には、出来たら行きたいと思います
ぽんぐさ・・・ ぽ ん ぐ さ♪
行きたいです!
ひろし殿
ぽんぐささんともども来阪
お待ちしております。