吉田の“のうがき”

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長野・伊那谷新月伐採ツアー 

2012.01.22 | Y社長のひとり言 | コメントなし »

朝の4時、仲間4人で伊那谷に向かって出発。
片道約3時間半で中央アルプスのふもと、伊那谷へ到着します。

あまり天気は良くなかったのですが、それはそれ、雲の掛かったアルプスも
すごく幻想的で見入ってしまいます。
今回の目的は、家の大黒柱に使う予定の全長9m以上取れる、桧の柱を
月の暦・新月に合わせて伐採することです。

さっそく、現地に赴き、伐採予定の桧とご対面。

約70年生ほどの桧です。真っ直ぐスラっとしたいでたち。
生命をいただくことに、魂を込めて祈り、お清めをしてから
伐採にかかります。

三つ紐切りという古くから貴重な材木の伐り倒しに用いられてきた
伝統的な伐採方法を意識して行いました。これは伐倒方向が正確で、
心抜け(しんぬけ)や運搬中の突き割れの心配が無いとされる
木に優しい伐り方と言われています。
伊勢神宮の式年遷宮に使う木曾ひのきを切りだす時に行われる神事で、
有名です。

新月伐採の記念に、三つ紐切りの蔓が残った切り株を切らせてもらいました。

あたり一面、桧の香りで包まれ、約15分ほどで、伐採が終了しました。

新月伐採-月の心、それは見えないところで他のために尽くす、見えない
ところで全体のために尽くす、ひそやかに陰で支えることができる陰徳の心。

この木が大黒柱となり、そこに暮らす家族を陰で支え尽くしてくれることを祈り、
生命をいただきました。
このあとは4月くらいまで、その場に寝かし、葉枯らし乾燥を行います。

 

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