吉田の“のうがき”

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暖かい家・寒い家

2013.02.23 | Y社長のひとり言 | コメントなし »

今年は日本全国、寒い冬です。
ニュースで聴くと、青森県のある地域では
積雪が5mを超えるとか。

大阪で家を建てるとき、『暖かい家にしてください』という
要望は、家造りの要望ランキング上、あまり上位ではないですね。
雪が積もるということもほとんどありませんし、やたら風がきついという
地域でもありません。

だから、家の断熱についての話も、ほどほどで、話の最初に
でてくることはあまりないかな。見積項目の中に
断熱工事という項目のない建築屋さんも多く、
『一般的な断熱でいいです』 と言う感じで、どこで建てても
同じようなもののように思われている方も少なくありません。

断熱材といえば、あのチクチクするやつやろ? という程度でしょうか。

確かに、充填式のグラスウールが現在、断熱の主流になっています。
しかし、このグラスウールにもたくさんの種類があり、高性能タイプや
密度の高いもの、厚みなど、それはキリがないほどいろんな種類があるんです。

さらに!どんな高性能な断熱材を入れても、充填式のグラスウールですと
「施工レベル」が断熱性能に大きく影響します。
断熱材の性能も大切ですが、それ以上に施工レベルが大切になってきます。
ようは正しく施工できていないと、思うようには暖かくないというような
ことが起こりうるんです。

グラスウール断熱材充填

断熱材というものが、暖かいのではありません。
何か暖房設備の熱で一度暖めないといけません。
その熱を蓄熱して逃がさないための断熱なんです。
断熱材が熱を伝えにくくしているだけの事。
だから、断熱材の施工にムラがあったり隙間が空いていたりすると
熱が蓄えられないということになります。
どれだけ高性能な断熱材を充填しても同じことですよね。
気を付けないといけません。

その点では、吹き込み充填方式のセルローズファイバー断熱材
施工ムラは少なく、特殊ネット工法によりかなりの密度で壁内に
詰め込みますので沈降などの隙間発生もほぼ解消され、
寒冷地を中心に人気が高まっています。

セルローズファイバー断熱材充填

せっかく暖かい家を造れる素材を採用したのに、
なんかスースー寒い家やな~ってなことにならないように、
断熱工事という項目について、ちゃんと検討することが
大事ではないでしょうか。

 

 

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