大阪は夏日、春を通り越してしまいそうな
暖かさでした。そろそろ事務所のガスストーブも
倉庫に片付けてもいいかな。
これからのリフォームを予定しているお家の、
暖房設備のお話ですが、1軒は電気式の床暖房パネルを
敷き込み、仕上げに無垢のモミ床を張るリフォーム。
次は、薪ストーブを新設するスケルトンリフォーム。
それから、断熱を見直し、遮熱塗料スピンオフで仕上げて
あとは、こたつで頑張るという単純リフォーム。
大阪市内ですから、構造体もマチマチで、マンションのような
鉄筋コンクリート、耐火構造が必要なエリアの鉄骨ALCパネル造、
昔ながらの木造もありますし、断熱ひとつにしても、いろいろな
考え方と種類があります。どれがいいのか?という問いに
正解はありませんが、ワタシ的に思うのは、真冬に家の中で
トレーナー1枚でOK!とか高断熱高気密住宅のフレーズには
違和感があります。単純にそこまでせんでも・・・と思ってしまいます。
ウチは冬のガス光熱費が高くて、とてもつらい思いをしてるので、
光熱費のかからない、高断熱住宅には憧れるのですが、
セールストークを聴くと、なんとなく閉塞感を感じてしまい、
1歩踏み込めないでいます。今まで、工事をさせていただいた
お施主様にも、あまり積極的にオススメしてこなかったのは
このあたりの、ワタシの『傾き』が影響しています(+_+)
喰わず嫌い的なところなんで、これはアカンなぁーと思って
いるのですが、なんとなく【火を囲む家】に傾斜してしまいがち。
無意識に、薪ストーブはいいよぉーと言っているみたい(*^^)
でも、やっぱり遠赤外線の輻射熱暖房がいいですね。
芯から暖めてくれるので、ホント心地よいです。