吉田の“のうがき”

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信州長野は伊那谷・伐採ツアー後編

2011.04.24 | Y社長のひとり言 | コメントなし »

以前、書き込んだ伐採ツアー

実際、赤松の木を伐採させてもらったのですが

UPするのすっかり忘れていました(笑)

伐採させていただいた赤松は樹齢で60年くらいでしょうか。

屋根廻りの横架材にもってこいのサイズです。

この怪しいヘルメットおじさんがワタシです。

まず、谷側に受け口を作ります。

倒したい方向に対し直角にチェーンソーで丸太の

3分の1ほど切り込みます。

そして、切り込んだラインに対し3~40度の角度で受け口を

作ります。これが難しいです。真っ直ぐ入れないと

倒したい方向に対し直角にならなんです。

これがいがむと、倒す方向がブレてしまい隣の木に

引っ掛かったりねじれてとんでもない方向に倒れたり

するんです。

受けができたら、今度は真後ろから、切り込みを

入れて追います。

このとき、前面に切り込んだ受けの先に

丸太の約10分の1くらいの幅のツルと呼ばれる

部分を必ず残します。

谷側を確認して、ツルの部分もよく見て

慎重に切りこんで行きます。

そうすると、木はゆっくりと受け口の方へ

傾いていきます。そして、

最後はツルの部分を引きちぎり

己の重さで倒れていきます。

今回は、非常にロケーションのいい初心者向けの

斜面で伐採させてもらったので、予定通りの

ところに倒すことができましたが、もっと密集した

森の中などでは、そりゃ大変な作業やろなぁ~と

感じました。伐り損ねたら大変です。

切り口を修正できませんからね。

ドスン~!と音を立てて倒れるとき山肌が

一瞬、揺れるんです。かなりの振動。これが

山から命をいただきました。という気持ちになるんです。

大事に使わないとイカン!大事にせんと山のバチがあたるで!

信州で関西弁もなんですが、なんともピュアな気持ちに

なる伐採初体験でした。山の現状などいろんな情報を

聞かせていただき、ホント勉強になった伐採ツアーです。

ありがとうございました。

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